SEO対策講座(第25回)ECサイトのSEO対策における注意点(パンダアップデート以降)

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ECサイトの集客で差を付けるために、SEO対策に取り組まれようとしている方も多いと思います。

コーポレートサイトやサービス紹介サイトと比べると、ECサイトのSEO対策には注意が必要な点がいくつか出てきます。特に、パンダアップデート以降では、コピーコンテンツに対する取り扱いが厳しくなっています。ECサイトの構造上、意図していなくてもコピーコンテンツ扱いとなってしまう場合があります。

今回は、「パンダアップデート以降のECサイトSEO対策の注意点と対策」についてご紹介していきたいと思います。

1.商品詳細ページにオリジナルコンテンツを掲載

ECサイトの商品詳細ページは、重複コンテンツ(コピーコンテンツ)になってしまいがちです。
これはECサイトの構造的な問題で、他サイトでも利用している商品データ(商品名、価格、スペック等)をもとにページ作成していることによります。
パンダアップデート以降、検索エンジンは他サイトには無い、オリジナルコンテンツを評価する傾向にあります。
そのため、他のECサイトでも掲載されているような、単なる商品データだけでは評価されにくいのです。

対策としては、次からご紹介するようなオリジナルコンテツの充実化を中心に、ECサイトならではのSEO対策を行っていく必要があります。

1−1.商品の使い方、効果などを掲載

商品詳細ページに使い方や効果などを掲載していくことで、オリジナルコンテンツとして評価されるようになります。
ユーザーにとっても気になる、役立つ内容になるため、SEO効果だけでなく成約アップに繋げていくことも十分可能です。

1−2.ユーザーからのレビュー(口コミ)を掲載

実際に商品購入したユーザーの声を元にして、オリジナルコンテンツを作るという方法です。良くユーザーからの声を画像で掲載しているサイトがありますが、SEO対策の観点からはテキストで掲載した方が良いです。
また、実際にユーザーからレビューや口コミを集めるためには、回答者に対してポイントやオリジナル商品プレゼントなどの特典を付与すると反響が得やすくなるでしょう。その際、ホームページ上への掲載許可を取ることを忘れないようにしましょう。

1−3.商品に関する良くある質問を掲載

商品詳細ページに良くある質問(FAQ)を掲載することで、オリジナルコンテンツを増やすという方法です。ECサイト全体についてのFAQを掲載しているところは多いと思います。しかし、商品ごとにFAQを充実化させているサイトは少ないです。
ユーザー視点でも興味の強い情報となりますので、競合サイトに差を付けるためにも取り組んでおくと良いでしょう。
面倒なお問合せ対応を売上アップに繋げる6つのコツ」でもご紹介しましたが、商品ごとのFAQを作成するためには、日頃からユーザーのお問合せ内容を書きためておくこと(リスト化)が重要です。

2.バリエーションページを作って、商品詳細ページを絞り込む

1つの商品で複数のカラーやサイズがあるものを「バリエーションがある」と言います。ECサイトによっては、これらのバリエーションごとに商品詳細ページが存在していることがあります。しかし、このようなページはカラーやサイズ以外の情報は全て同じになってしまうため、検索エンジンからはコピーコンテツとして取り扱われる可能性が高いです。
例えば、スニーカーを販売しているサイトを想像してみてください。1つの靴で5つのサイズ、10種類のカラーパターンがあったとします。それぞれのバリエーションごとに商品詳細ページを作ってしまうと、同じようなコンテンツが合計で50ページも出来てしまうことになります。

対策としては、バリエーションを選択できる専用ページ(バリエーションページ)を作成したり、URL正規化を行ったりすることが有効です。

2−1.バリエーション選択できる専用ページを作成する

1つの商品で複数のバリエーション(サイズやカラーなど)が存在する場合は、プルダウンメニューで選択出来るようにします。これによって、1つの商品詳細ページで対応することが可能となります。

2−2.カノニカルタグでURL正規化を行う

前述したバリエーションページを作って一本化することが難しい場合は、カノニカルタグを使ってURLを正規化しましょう。検索エンジンに認識されるURLを絞り込むのです。

3.全ページ共通要素の取扱い

ヘッダー、フッター、サイドナビゲーションなど、全てのページに共通するような要素が多いと、コピーコンテンツとして認識される可能性があります。
ECサイトにおいては、フッター部分に掲載されるショップガイド(配送日数、送料など)などが主に該当します。

3−1.共通要素をイメージ(画像)に変換

共通要素をイメージ、つまり画像にしてしまうという方法です。前述したガイドなどは、ユーザーにとっても役立つ内容です。コピーコンテンツ扱いを割けるために削除してしまうのは勿体無いですから、画像に変換して掲載すると良いでしょう。
検索エンジンは、テキストになっていなければコピーコンテンツとして認識することが出来ません。

3−2.共通要素は別ページにまとめてリンクさせる

全ページで共通となる要素を別ページにまとめてしまうという方法です。先ほどのようなショップガイド情報であれば、大まかな情報だけは画像で紹介しておき、さらに詳しい情報については別ページにまとめてリンクさせるというような具合です。

まとめ

ECサイトは商品数に応じてページが作られるため、きめ細やかなSEO対策が必要となってきます。
コンバージョンに寄与するキーワード選びを行ったうえで、オリジナルコンテンツを中心としたSEO対策を行なっていく必要があります。
このような対策は地道で、効果を実感するまでには時間がかかります。しかし、中長期的には間違いなく効果を得られる方法です。

競合サイトから一歩抜きん出るためには、いち早く対策に取り組むことです。

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著者: マケスタ運営スタッフ

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