ペナルティを受けた?と思ったらチェックすべき12つのポイント | SEO対策講座(第22回)

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ペンギンアップデート以降、SEO対策を行うにあたって注意しなければならないのがGoogleからのペナルティです。ペナルティにはいくつか種類(段階)があります。最も分かりやすいのはGoogleからの直接告知です。しかし、告知も無くシステムで自動的にペナルティ対象となっている場合もあります。

今回は、Googleペナルティの種類や対応策についてご紹介していきます。

Googleのペナルティとは?

Googleのペナルティとは、ガイドラインに抵触したホームページに対して行われるものです。ペナルティを受けたホームページは、検索エンジンでの上位表示がされなくなってしまいます。

ホームページ運営者にとって、検索エンジンからの集客はとても重要です。上位表示されなくなってしまうことは大きなリスクです。

ペナルティには手動と自動の2種類がある

ペナルティには、Googleスタッフが人的に対応を行なっている手動のものと、システムで自動的に行なっているものの2種類が存在しています。手動対応は、Googleウェブマスターツールにガイドライン違反のメッセージが届くので分かりやすいです。しかし、システムによる自動対応は何のメッセージも無く行われるため、日頃から意識的にチェックしていないと見逃してしまいます。

自動ペナルティをチェックする方法

自動ペナルティを受けているかどうかをチェックする方法としては、次のようなものがあります。

■検索順位の急低下
上位表示されているキーワードに大幅な順位変化が起きたときには、ペナルティ対象になっている可能性があります。検索エンジンのアルゴリズム変化のタイミングによっては、2〜3日様子を見ると順位が戻ってくる場合もあります。しかし、それ以降でも順位が戻ってこないようならペナルティを受けた可能性は高いです。

■サイト名やページ名で検索しても上位表示されない
自社サイト名、自社ブランド名やページ名などのキーワードで検索しても上位表示されない場合は、ペナルティ対象となっている可能性があります。開設間もないサイトであれば、まだ検索エンジンにインデックスされていないということも考えられます。しかし、過去には上位表示を確認していた場合は、ペナルティ対象となっていると考えて良いでしょう。

■「site:サイトURL」でトップページが表示されない
Googleの検索窓に「site:http ://xxxxxxxx.com/」とサイトトップページのURLを入力すると、インデックスされているページ数とページ一覧が表示されます。過去にインデックスされていたのに、トップページが表示されなかったり、急激にインデックス数が少なくなっていたりする場合は、ペナルティ対象になっている可能性が高いです。

Googleガイドラインを見てペナルティの原因をチェック

 ペナルティ対象になっていることが発覚したら、次にやることは原因の特定です。ペナルティ解除については、様々な議論もされていますが、最も信頼出来るのはGoogleが公式に発表しているガイドラインをチェックすることです。

Googleガイドラインでは、検索エンジンで上位表示されるために必要なこと、禁止事項などを記載しています。ガイドラインは、「1.デザインとコンテンツ」、「2.技術」、「3.品質」の大きく3つで構成されています。

SEO対策でペナルティの原因となりやすいものは「3.品質に関するガイドライン」です。以下、こちらの内容についてご説明していきます。あなたのサイトのペナルティ原因をチェックするときのリストとして利用してみてください。

1)自動生成されたコンテンツ

システムで自動的に作られたようなテキストばかりのページは、ペナルティ対象となります。具体的には他サイトのテキストをコピーして、一部の単語や文脈を自動的に入れ替えて作られたようなページです。

このようなテキストは、人間が見た時に文章として成立していないことがほとんどです。ユーザー視点からも価値あるコンテンツとは呼べません。

2)リンクプログラムへの参加

リンクプログラムとは、SEO対策を目的として過剰にリンクを生成するようなシステムやサービスのことです。ページランクの高いサイトからの被リンクを有料提供するサービス、相互リンクを促すようなサービスなどです。プレスリリースサービスの利用についても、SEO対策を目的として記事内にアンカーテキストを過剰に埋め込んでいる場合は、ペナルティ対象になる可能性があります。

3)クローキング

ユーザーと検索エンジンで異なるコンテンツ又はURLを表示するような行為です。SEO対策において、検索エンジン側にはキーワードを盛り込んだページを見せるという方法がありました。このような行為は、ユーザーも検索エンジンも欺くことになります。

4)不正なリダイレクト

リダイレクトとは、ユーザーがアクセスしたURL以外に移動させる行為のことです。一般的には、サイトリニューアルした際に、新しいURLを伝えるために使われています。しかし、SEO対策を目的として検索エンジンを騙すために利用される場合は、ペナルティ対象となります。

5)隠しテキストや隠しリンク

隠しテキスト及びリンクとは、SEO対策を目的としたキーワードをテキストサイズを小さく(0や1ポイントなど)したり、背景と同じ色でテキストを埋め込んだりすることです。過去のSEO対策として多用されていた方法です。

当然、ユーザーメリットの無いコンテンツとなりますので、ペナルティ対象となります。

6)誘導ページ(ドアウェイページ)

誘導ページとは、特定ページヘの誘導だけを目的としたようなページのことです。1つのアフィリエイトプログラムに誘導するため、タイトルだけが異なるページを複数作っているような場合です。また、地域名だけが異なる複数店舗の情報を掲載しているようなサイトでも注意が必要です。

各ページ自体にオリジナルテキストを盛り込んでいくことで、ペナルティリスクを軽減することが出来ます。

7)無断で複製されたコンテンツ

他サイトのコンテンツを無断で複製しているような場合です。コピーコンテンツ(重複コンテンツ)として扱われ、検索エンジンの評価を下げる要因となります。

他サイトの内容を利用する場合には、引用というかたちで出典元を必ず記載するとともに、必ずオリジナルのコンテンツを盛り込みましょう

8)十分な付加価値の無いアフィリエイトプログラムへの参加

アフィリエイトプログラムで提供されている商品説明しか掲載されていないようなページです。他サイトには無いコンテンツを用意することによって、ユーザー付加価値の高いページにすることが出来ます。

9)コンテンツに関係ないキーワードを入れること

サイトのテーマとは無関係のキーワードの羅列されているだけのコンテンツ、ユーザーから見て文章として成立していないようなコンテンツです。これら、上位表示させたいキーワードをページ内に過剰に詰め込むといった行為は、ペナルティ対象となります。

10)悪意あるプログラムのインストールを促すこと

ユーザーが意図したリンク先以外が表示されたり、ダウンロードボタンを押下した際に意図しないデータがダウンロード(マルウェアやウィルスなどをインストール)されるようなサイトはペナルティ対象となります。

11)リッチスニペットの悪用

リッチスニペットを利用すると、検索結果ページに画像や概要などを表示させることが出来ます。検索結果一覧においても目立つため、サイトへの誘導率(クリック率)を高める効果もあります。こちらで表示される内容と実際のページ内容が異なるような行為はガイドライン違反となります。ユーザーを欺く行為となるためです。

12)自動化されたクエリをGoogleに送信すること

検索クエリとは、検索するときに使うキーワードのことです。Googleに対して、自動化されたプログラムで検索クエリを送信することは禁止されています。検索エンジンに無駄な負荷をかけてしまうためです。

まとめ

Googleのペナルティを受けてしまった場合は、今回ご紹介したガイドラインを元に対応を行って再審査リクエストを行いましょう。ペナルティの原因が改善されない限り、サイトの検索順位は戻って来ません。

また、中途半端な対応だと余計に多くの時間を使ってしまいます。今回ご紹介したガイドライン項目を徹底的にチェックした上で、再審査リクエストを行うようにしましょう。

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著者: 吉田敦彦

(株)オルカ代表。富士通、DIVAにてERPや会計システムのコンサルティングを経験。その後、戦略系マーケティング会社の役員、マーケティングツール「Ferret」の事業部長及びプロデューサーを経て、オルカを立ち上げる。中小企業を中心としたホームページ戦略や担当者育成・コンサルティング・ツール開発を手がける。

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