SEO対策講座(第21回)Googleペンギンアップデート以降で注意が必要な被リンク種類とは?

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2012年にGoogleによって行われた「ペンギンアップデート」はSEO業界に大きな衝撃を与えました。それまで有効とされていた被リンクによって上位表示されていたサイトも、ペナルティや大幅に順位低下してしまいました。順位低下をしたサイトのほとんどは、質の低い被リンク、有料被リンクなどに頼っていたものです。では、ここで言う質の低い被リンクとは具体的にどのようなものなのでしょうか?

今回は、ペンギンアップデート以降で注意が必要な被リンクの種類についてご紹介していきます。

1.中小検索エンジンやディレクトリ型リンク集からの被リンク

中小検索エンジンやディレクトリ型リンク集からの被リンクが、ペンギンアップデートの影響が強いようです。検索エンジンというとYahoo!やGoogleなどが有名ですが、その他にも数多くの中小検索エンジンがあります。

このような中小検索エンジンでは、URLを簡単に登録してリンク集を自動生成するような仕組み(Yomi-SearchやLinkVisorなど)が使われていることが多いです。大手のディレクトリ登録型の検索エンジンと違って、登録されるサイトの事前審査もありません。そのため、内容が全く無いような粗悪なホームページも登録されてしまいます。

このようなサイトからの被リンクは、検索エンジンからも評価されません。(場合によっては、粗悪なSEO対策としてペナルティを受けることもあります)

2.自動リンク集からの被リンク

中小検索エンジンと同じく、登録するだけで簡単に被リンクを獲得できる自動リンク集です。過去のSEO対策においては、被リンク数を一気に増やす方法として多く利用されていました。しかし、現在のSEOでは既に過去の手法となっています。

自動リンク集は、1ページの発リンク数がとても多くなる性質を持っています。見た目についても、登録されたサイトへのリンクだけが並んでいて、質の高いサイトとは言えません。相互リンクと違って、自サイトから自動リンク集サイトへのリンクが必要ないため、手軽に利用できてしまいます。しかし、最終的には順位の大幅下落やペナルティ扱いを受けるリスクがありますので、自動リンク集への登録は行わない方が良いでしょう。

3.相互リンクからの被リンク

相互リンクも一昔前に流行ったSEO対策です。しかし、ペンギンアップデート以降は次のような点で注意が必要となっています。

相互リンクページからの発リンクが多くなってしまう点

相互リンクを行う際には、相互リンク集というようなページを設置するのが一般的です。しかし、こちらのページは相互リンク先が増えるごとに、発リンク数も増えることになります。また、リンク集ページにはサイト名やURL以外のオリジナルコンテンツ(テキスト)が無いことがほとんどです。このようなページは検索エンジンからの評価がほとんど得られません。結果として、サイト全体の評価に影響をおよぼすこともあります。

関連性が無い、質の低いリンクが混ざってしまう点

現在の検索エンジンは、被リンクの評価として関連性やサイト品質という視点を持っていると考えられています。単に被リンクを増やすという目的で相互リンク先を増やしている場合、自分のサイトテーマとは無関係であったり、質の低いサイトからの被リンクまで受け入れてしまう可能性があります。

サイト訪問者にとって意味のある被リンク、つまり関連性のあるサイトへのリンクが厳選されていれば問題はありません。しかし、無作為に選ばれたサイトとの相互リンクは検索エンジンからの評価を低くしてしまいます。今後、相互リンクを行う際には、ユーザーにとって意味のある相互リンク集を作るよう心がけましょう。

4.SEO対策目的のプレスリリース記事からの被リンク

こちらは、プレスリリース配信をSEO被リンク目的で乱発するという場合に限ってのことです。新商品、サービスのリリース告知を行うという、本来の目的で利用するのであれば特に注意は必要ありません

ご存知のとおり、プレスリリース配信サービスを利用すると1つの原稿を登録するだけで、複数メディアに配信・掲載がされます。原稿の中には自社サイトURLへのリンクを載せることも可能となっているため、掲載メディアからの被リンクが増えるということになります。

掲載メディアは検索エンジンからの評価も高いことが多く(大手ポータル、ニュースメディアなど)、質の高い被リンクとして注目されたこともあります。しかし、最近の検索エンジンでは、これらプレスリリースの評価の仕方が変わってきています。

プレスリリースの被リンク評価はそこまで高くない理由

■アンカーテキストリンクを設定出来ない
他の被リンクに比べて、プレスリリースの被リンク評価がそこまで高くない理由のひとつに「URLリンク」があります。一般的に、プレスリリース記事内に設定出来るリンクは、ホームページアドレス(URL)になります。SEO対策で有効とされるアンカーテキストリンクを設定することが出来ません。プレスリリースの被リンク評価があまり高くないといえる理由の一つです。

■リンク元ページが複数出来てしまう(コピーコンテンツ扱い)
プレスリリースは、1つの記事で複数メディアに掲載されます。そのため、掲載メディアの数だけ全く同じ内容のページが出来てしまうことになります。ペンギンアップデート以降では、被リンク元のコンテンツの質についても評価対象とされるようになっているため、このようなコピーコンテンツ(重複コンテンツ)からの被リンクも評価がされにくくなっているということです。

以前は有効な被リンク対策として考えられていましたが、今後、SEO対策として利用する際は注意が必要です。

5.有料購入した被リンク

Googleでは有料の被リンクを認めていません。発見されたら最悪の場合、運営サイトがペナルティ対象となってしまいます。

どうしても有料リンクを利用しなければならない場合においては、提供元の被リンク内容をしっかりと理解・納得した上で設定するようにしましょう。被リンクの良し悪しを判断するためには、「被リンク対策で注意したい3つの分散」と「被リンクの質を高める要素(関連サイト、オーソリティ、オールドドメインなど)」の記事が参考になります。

まとめ

ペンギンアップデート以降、被リンク対策はとてもデリケートになっています。前向きに対策するサイト運営者も少なくなっていますが、検索エンジンで上位表示を狙うためには引き続き重要です。

検索エンジンは今後も進化を続けていくのは間違いありません。小手先だけの被リンク対策ではなく、自然な被リンクが得られるよう価値あるサイト作りに本気で取り組む時代がやってきたと言えるでしょう。

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著者: マケスタ運営スタッフ

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