SEO対策講座(第6回)ホームページ制作方法の選び方(HTMLとCMS)

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前回に引き続き、ホームページを開設する際に必要となる選定方法について説明していきます。

前回記事はこちら:SEO対策講座(第5回)ドメイン取得とサーバー選びの注意点とは?

ホームページ制作形態の選び方(HTML or CMS)

ホームページを構築する際には、HTMLホームページかCMSなどのオープンソースを用いたホームページにするかを選定する必要があります。

双方にそれぞれ特性があり、「SEO対策講座(第5回)ドメイン取得とサーバー選びの注意点とは?」の記載内容同様、選定基準には複数の要素が絡み合って決断を行うこととなります。どちらを使用して制作を行うのが効率的なのかをしっかりと見極めていきましょう。

■HTMLホームページは、ページ数の少ないサイト運営向き
HTMLを基盤として制作するホームページは、比較的ページ数の少ないホームページやワードプレスで必要となるphpに関するスキルがない方に向いています。

また、メモ帳のようなテキストエディタとファイルを転送するFTPの環境が整っていれば、HTMLの記述のみで気軽にホームページをアップロードすることができます(フォント色などの装飾を行うためにはCSS知識も必要)。

しかし、HTMLホームページでのホームページ運営は、いずれ限界が出てきます。 特にページ数が増えてきた場合に、その傾向が強くなります。 例えば、共通部分(サイドバーやフッター)を更新する際に、HTMLホームページではページごとにファイルを開き、ソースを訂正し、アップロードしていく必要があります。 数十ページでは問題ありませんが、ページ数が数百となってくると、更新だけで多くの時間と労力を消費してしまいます。

SSIを使用して、共通部分を管理することもできますが、セキュリティ面で弱点を抱え、顧客データを扱う商用ホームページや企業ホームページでは使用しにくい状況となっています。

■CMSは、ページ数の多いサイト運営向き
HTMLホームページ以外の作成方法として、CMSというシステムを利用するという方法があります。

CMSとはコンテンツマネジメントシステムの略称で、簡単に言うとHTMLやCSSなどのプログラミング知識が無くて、ホームページ内容を簡単に更新することが出来ます。代表的なCMSとしては、ワードプレスやムーバブルタイプなどがあります。ワードプレスはオープンソースのブログCMS プラットフォームになり、現在のホームページ制作の主流となっています。

Web標準に基づいたコードから成り、SEOから見ても非常に有効で、GoogleもSEOに最適なCMSであると公言しています。また、プラグインという機能を使用し、ホームページを自由にカスタマイズできる他、SEO向けのプラグインも複数存在するため、各ページのタイトル・メタ情報も簡単に設定が行えます。

ワードプレスを使ったホームページ制作にはHTML&CSSのスキルの他、phpというプログラミング言語も必要となります。テンプレートのカスタマイズ等の際にはphpによる記述を行います。 しかし、このphpにより、HTMLホームページでは実現できなかった共通部分の一括管理が可能となるため、更新に手間をかけることなく、スムーズなホームページ運営ができるようになります。

難点としましては、英語による解説が多く、使いこなせるようになるまでには多少の慣れが必要となります。しかし、日本語によるサポートもありますし、ワードプレスの使い方に関する書籍・参考ホームページもかなり増えてきました。

このようなものを参考にしながらカスタマイズを行っていけばスムーズな導入ができ、ワードプレスのスキルも同時に向上させていくことができます。 ページ数の多いホームページやデザイン性を重視したい方は、CMSを使用したホームページ制作をお勧めします。

SEO対策キーワードの選び方

キーワード選定は今後の検索エンジン集客において、大きなポイントとなってきます。キーワード選定の重要性・詳しい解説は 「SEO対策の基礎キーワード選定方法」 にてご説明していますが、もう一度要点を整理します。 キーワード選定は、一言で言うと「ユーザーの潜在ニーズを見つけること」です。 ユーザーの潜在ニーズに対応したキーワードで対策を行うことにより、そのキーワードに関心のあるユーザーからのアクセスを安定的に獲得でき、コンバージョンにも大きく貢献します。

SEO初心者の方がよく犯してしまいがちなキーワード選定の一例として、検索数の多いビッグキーワードに依存してしまうことが挙げられます。 確かにビッグキーワードでの上位表示は多くのアクセスを呼び込み、ホームページのブランディングとしても有効になります。 しかし、ビッグキーワードは競合性が高い傾向が多く、上位表示達成までには多くの時間とコストが必要になってきます。

初期段階のSEOとしては、このようなビッグキーワードに依存するのではなく、競合が少ないスモールワード~ミドルワードでの上位表示を目指した方が、早い段階で安定したアクセスを獲得できるようになります。 そして、徐々にホームページパワーが高まってきたところで再度、ホームページ内部の最適化を行い、ビッグキーワードでの上位表示を目指して新たな施策を進行していきましょう。

競合ホームページの分析もしっかりと

キーワード選定を行ったら、そのキーワードにおける競合ホームページの分析も欠かさずに行うようにしましょう。 競合ホームページの分析で見るべき点は、大きく次の3つです。

1.自ホームページとのコンテンツ量&質の違い
2.ユーザーのニーズに対応したページとなっているか
3.競合ホームページの内部施策状況及び被リンク状況

これらを分析していくことで、ユーザーのニーズに合ったページ制作ができると共に、自ホームページのポディションをより明確化することができます。 また、競合ホームページの内部施策状況及び被リンク状況は、自ホームページの上位表示達成までの指標ともなるので、今後のSEO施策に活かすことができます。

まとめ

2回にわたってお伝えしてきました「ホームページ制作段階の選定について」ですが、共通して言えることは、自ホームページの現状と今後の展望をしっかりと把握するということです。 そうすることで、自然と自ホームページにとって的確な選定が行えるようになり、結果的にそれがコスト・リスクを最小限に抑えた効率的なホームページ運営に結びついていきます。

ホームページ制作段階での選定は後先、変更ができない(変更しにくい)部分も多くありますので、慎重に時間をかけて行っていきましょう。 なお、ドメイン(URL)変更については、前頁でSEOに不利になると説明しましたが、ホームページ評価を引き継ぐドメイン変更の方法が存在します。 この方法については、今後の講座の中で詳しくお伝えしていきます。

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著者: マケスタ運営スタッフ

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