ECサイト作成講座(第12回)顧客ニーズに合わせて、ECサイト決済方法を選ぼう。

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ECサイトを運営するためにはユーザーが決済する方法を決める必要があります。代表的な決済方法には、クレジットカード、銀行振込、代金引換、Paypalなどがあります。これら以外にも新しい決済サービスが出てきていますが、重要なのは自社ECサイトのユーザーにとって便利な決済方法を選ぶということです。

最近では、パソコン以外もスマートフォンやタブレット(iPadなど)を使ってECサイトで買い物するユーザーも増えて来ました。今までとは違ったデバイスからアクセスするユーザー行動を見て、それぞれのユーザーに合わせた決済方法を準備することが、最終的な成約(購入)率アップにつながっていきます。

クレジットカード決済導入のメリット

決済方法の中でも最も利用数が多く、最も需要のある決済方法がクレジットカード決済です。オンライン通販におけるクレジットカード決済の利用率は圧倒的に高く、運営者側にとってもユーザーにとっても必要不可欠な決済方法となります。個人ユーザーが対象となる商品・サービス販売を行う場合は、必ず導入しておきたい決済方法です。

1.決済方法が簡単(手間が少ない)

クレジットカード決済最大のメリットは、支払うために必要な作業が少ない(手間が少ない)ということです。クレジットカード決済に必要となるのは、カード番号や期限を入力するだけです。この後で紹介する銀行振込、コンビニ決済などの方法と比べると、かなり手間が無いことが分かると思います。

2.ユーザーの金銭状況に合わせた支払い方法が選べる

クレジットカード決済は、その時点で現金を用意する必要がなく、カード会社/決済システムによっては分割払い/リボビングにも対応します。ですので、以下のような場合でもクレジットカード決済を利用することによって実質、支払いが可能となります。

・すぐに商品が必要な状況だが、給料日前で現金購入ができない
・商品金額が高額で一括支払いは困難。しかし分割なら購入できる

3.カード利用によるポイント付与がモチベーションになる

クレジットカードで商品を購入することによって、クレジットカード会社発行のポイントが付加されます。そのポイントを貯めると、提携店で商品購入ができたり、商品券に交換したりすることができます。

商品購入するときに、せっかく同じお金を使うのであれば、少しでも得をしたいと考えるのは当然です。全く同じ商品を同じ価格で取り扱っているECサイトが2店舗あった場合、やはり自分が持っているクレジットカードでポイント付与がされるものを選んでしまうと思います。

4.前払いにより代金回収リスクが抑えられる

クレジットカード決済は代金引換などとは異なり、前払いを原則としています。ユーザーが商品をカートに入れ、クレジットカード決済を行った時点で商品代金の回収が実質完了となります。ですので、代金回収のリスクもなく、高い代金回収率を維持することができるようにます。ECサイト運営者にとって、代金回収リスクに悩まされないのはとても大切なポイントです。

クレジットカード決済導入の注意点

クレジットカード決済にはメリットが多いですが、導入にあたっては注意が必要な点もあります。

セキュリティ面の強化(SSL対応)

クレジットカード決済を導入するには、「個人情報漏えいリスク・セキュリテイー対策でユーザー安心感を高める」でもご紹介したような内容を意識しなければなりません。クレジットカード情報はとても重要な個人情報です。ECサイト上でクレジットカード決済情報を入力・送信させる画面では、データを暗号化(SSL)するなどの対応を検討しましょう。

決済代行会社のカード手数料

クレジットカード決済を導入する場合、基本的には決済代行サービスを利用することになります。決済代行サービス会社によって、導入費用や決済手数料に差が出てきます。ECサイトの商品・サービス内容によっても手数料率が変わってきますので、導入の際にはきちんと利益が出るような条件で契約しなければなりません。

その他の決済方法

以下、クレジットカード決済以外の代表的な決済方法についてご紹介していきます。

代金引換

運送業者が商品と引き換えに顧客から代金を回収し、一定間隔で自社に商品代金がまとめて振り込まれる仕組みです。クレジットカード決済に次いで、多く利用されている決済方法となりますので、こちらの導入を前向きに検討する必要があります。

銀行振込

オンライン振込が普及した現在、クレジットカード決済と同等の手軽さとなっている決済方法です。振込時には振込手数料が発生するため、振込手数料の負担を顧客に置くのか自社に置くのかをショッピングガイドやQ&Aページにしっかりと記載するようにしましょう。

また、振込手数料の負担を顧客に持たせる場合、少しでも顧客の振込手数料負担を軽減させるため、複数の銀行口座開設を検討しましょう。

コンビニ決済

コンビニ決済には前払いと後払いの2タイプが存在します。コンビニという顧客にとって身近な場所で決済が行えることから、手軽さ安心感を与えることができます。特に若年層からの人気が高い決済方法となります。

NP後払い

株式会社ネットプロテクション(http://www.netprotections.com/)が提供する決済サービスです。後払いですと商品代金の未回収リスクが運営側としては懸念されますが、NP後払いは、代金の回収をサービス提供元の株式会社ネットプロテクションが代行してくれますのでその心配もありません。

顧客側としても商品到着後の支払い(後払い)となりますので、商品未到着のリスクを回避でき、安心して商品を購入することができます。

まとめ

今回の講座でご紹介したとおり、ユーザーが求める多様な決済方法に対応することで、購入チャンスを高めることが出来ます。反対に、決済方法が乏しいECサイトでは優良な見込み客までを逃してしまうことになりかねません。

これからECサイトの構築やリニューアルを検討されている方は、準備段階で決済システムについても念頭に入れておきましょう。一つでも多くの決済方法を導入できるよう努力し、自社で決済システムの整備を進めていくことが売上アップにつながります。

また、決済方法について詳しい情報は、経済産業省が公表している「消費者向け電子商取引実態調査(http://www.meti.go.jp/press/20100611002/20100611002-3.pdf)」が大変参考になります。是非一度ご覧になってみてください。

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Photo by: Raúl Hernández González


著者: マケスタ運営スタッフ

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