ECサイトのページタイトルを工夫して、クリック数を増やす5つの方法

あなたのホームページに見込客を集めるために、ユーザーにとって魅力的なページタイトルはとても大切です。ページタイトルの重要性は、自然検索、有料検索(PPC)のいずれについても同じことが言えます。

今回は、主にECサイトのページタイトルで意識すると良いポイントをご紹介して行きたいと思います。(参考記事は、Ecommerce Title Tags: Top 5 Ways to Increase Clicksからです)

1.キーワードを冒頭に完全一致で盛り込む

検索に利用されているキーワードをタイトルのはじめの方に入れておくということです。

当然ですが、検索結果ページにおいてユーザーの目に止まりやすいのは、検索に使ったキーワードです。そして、ページタイトルの最初の方にあった方が、より目立つのは言うまでもありません。

また、検索キーワードを完全一致で入れておくと、タイトルが太文字になって視覚的に目立つという効果もあります。

こちらの記事では、検索キーワードが「100$以下 ウエディングドレス」の検索結果ページについて説明しています。このキーワードを検索しているユーザーは、100$以下という予算でウエディングドレスを探しているということは、容易に想像出来ると思います。

そのようなユーザーに対して、ページタイトル内にキーワードを盛り込んでおけば、予算内でウエディングドレスを購入することが出来そうだと、タイトルから判断してもらえます。結果として、他の検索結果ページよりもクリックされる可能性が高くなるというわけです。

 SEO対策としてもキーワードを盛り込むことは基本ですが、クリック率を高める上でも重要ということです。

2.送料無料などのオファーをタイトルタグに含める

オファーとは、商品購入を後押しする要素のことです。

ECサイトにおけるオファーとしては、「送料無料」、「返金保証」、「下取りします」、「今なら●●が付いてくる!」などといったものです。(ジャパネットたかたさんなど、TV通販で良く使われている手法です)

これらの要素をページタイトルに盛り込むことで、クリック率を上げることが出来ます。

特に送料無料については効果的で、成果を出しているECサイトであれば、その効果は実感されていることと思います。ユーザーの気持ちとしては、商品以外に無駄なお金(ここでは送料)を払いたく無いという心理が強いと想像出来ます。

下記は「iPhone5ケース」で検索した際に表示されるページタイトルですが、iPhone5のケースを購入したいと検索してきた人に対して「送料無料」をうまく訴求することが出来ています。ページ訪問の前段階で、送料に関する不安を解消していると言えます。

いずれにしても、商品購入にあたってネックになりそうなものを解消したり、限定感やお得感を訴求したり出来る要素を、ページタイトルに盛り込んでおくことです。

3.ECサイトの差別化ポイントを補足説明する

こちらは、みなさんが運営するサイトの差別化ポイント(≒ブランディング)を、ページタイトルにうまく盛り込むことで、クリック率を上げるという方法です。 こちらの記事では、「デザイナーズブランド」を取り扱っているECサイトの例が紹介されています。

ジーンズの検索結果に表示されるページタイトルに、「デザイナーブランド品が70%割引」という、分かりやすい特徴が説明されています。

このユーザーは、元々ジーンズだけを探し求めて来たユーザーと想定されますが、こちらのページタイトルを見ることによって、「あ、このECサイトは他のブランド品も70%割引で買えるのだな」と意識付けすることが出来ます。

他のブランド品も見てみたいという期待感によって、入り口のクリック率を上げることはもちろんのこと、記憶の片隅にでも残ることによって、再来訪させることにもつながります。また、場合によっては周囲へのクチコミとなっていくかもしれません。まずは、ユーザーの記憶に残るよう、分かりやすく印象づけをすることが、ブランディングの基礎となります。

このように、ページタイトルをうまく使うことで、自社のブランディングを効果的に進めることが出来るというわけです。

ちなみにですが、自社の特徴・差別化ポイントを明確にすること(言葉にすること)を、バリュープロポジションと言います。(こちらについての詳しい説明は、リクエストがあれば今後の記事でご紹介していきたいと思います。)

4.ニッチキーワード(周辺キーワード)を意識的に盛り込む

商品詳細ページのタイトルについて、単に商品名を入れているだけでは勿体無いです。商品名と一緒に組み合わせて検索される可能性がある”周辺キーワード”を盛り込むよう意識しましょう。

例えば、「iPhone5ケース」という商品詳細ページであれば、素材、色、デザイン、価格などの要素もタイトル内に盛り込むということです。周辺ワードを盛り込んでおくことで、検索結果ページで目立つようになることはもちろんのこと、SEO効果アップにもつながります。ただし、やり過ぎは禁物です。タイトル文字数が長すぎると、検索結果ページでは表示されなくなってしまいますので。これと決めた周辺キーワードから優先的に盛り込んで行きましょう。

ちなみに、周辺ワードが思いつかないときには、キーワードアドバイスツールや関連語ツールなどを利用するのが良いでしょう。いずれも無料で利用できるものが多数ありますので、あとはやる気次第です。

下記に関連する記事リンクをご紹介しておきます。ご参考にしてみてください。

SEO対策に便利なツール6選(キーワード発見・選ぶ編)!

5.アクションキーワードを盛り込む

アクションキーワードとは、「●●買う」、「●●資料請求」、「●●相談」、「●●見積」などのように、ユーザーが何かしらの行動をしようとしていることが想定出来るキーワードのことです。

Cサイトにおけるアクションキーワードとしては、「●●買う」、「●●お取り寄せ」、「●●通販」、「●●購入」などが代表的です。このようなキーワードで検索したり、ページタイトルに盛り込まれているのを見てクリックしたりするユーザーは、購入意欲が高いです。

ECサイトは来訪ユーザーに対して、商品購入させることが目的となりますので、活きたクリックをさせるためにも、アクションキーワードを意識していくことは重要です。

まとめ

今回は、ECサイトのページタイトルを工夫することによってクリック数(率)を上げる方法としてご紹介しましたが、それ以外のホームページにおいても十分応用可能です。重要なのは、ユーザーが求めるものを想定して、彼らを迷わせないようにすること、見つけやすくすることです。

ホームページの規模が大きくなるほど、一つ一つのタイトルを最適化するためには、地道な作業が必要になります。しかし、諦めずに最適化を繰り返していくことで必ず成果を上げることが出来るのも事実です。

今回ご紹介した内容が、みなさんのホームページ成長&成功に少しでも役立つことが出来れば幸いです。ではまた!


著者: 吉田敦彦

 

吉田 敦彦 の紹介

(株)オルカ代表。富士通、DIVAにてERPや会計システムのコンサルティングを経験。その後、戦略系マーケティング会社の役員、マーケティングツール「Ferret」の事業部長及びプロデューサーを経て、オルカを立ち上げる。中小企業を中心としたホームページ戦略や担当者育成・コンサルティング・ツール開発を手がける。