【7つのコツ】ブログで始めるコンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングを実施するにあたってブログが重要になる理由については、「ブログをコンテンツマーケティングの中心にすべき5つの理由」という記事でご紹介しました。
今回は、実際に「ブログをコンテンツマーケティングで活用する際の7つのポイント」についてご紹介したいと思います。

元記事は、”7 Tips for Making Your Blog a Content Marketing Magnet”からとなります。
こちらの記事では、以下の7つのポイントがまとめられています。

  1. コンテツマーケティング用の専用ブログを準備しよう
  2. ブログ読者を知ろう
  3. コンテンツマーケティングの計画を立てよう
  4. コンテンツを最適化する
  5. コンテンツのプロモーションを計画する
  6. ブログにリソースを割り当てる
  7. コンテンツマーケティングの結果を調べる

ブログの始め方からコンテンツの作り方や広め方まで、コンテンツマーケティングを始めるために知っておくべき内容と手順がひと通り紹介されています。
以下、それぞれの項目ごとに要約と補足をしていきます。

1.コンテツマーケティング用の専用ブログを準備しよう

外部の無料ブログサービスではなく、自社で取得したドメインとサーバー上に専用ブログを構築しましょうという内容です。当然ですが、コンテンツマーケティング用のブログは、他社サービスに依存しないオウンドメディアとして運営していくことが大切です。

また、将来的にどの程度のトラフィックに耐えられるかを想定して拡張性のあるサーバー業者を選んでおくことも大切です。

年間で数千円の格安サーバーでも始めることは出来ますが、本格的に始めるのでれば、将来的なトラフィックを見据えてある程度のスペックを持ったサーバーを準備しておきましょう。日本国内の主要なレンタルサーバー業者であれば、Word PressをはじめとしたCMS(ブログ)を簡単インストール出来るサービスを用意しているところも多いので、導入の際にはこのあたりの情報を確認しておくと良いでしょう。

2.ブログ読者を知ろう

あなたのブログの読者が「どのような人なのか?」を詳しく知る必要があります。なぜなら、彼らがどのような悩みを持っていて、どんなものが欲しいのかが分からなければ、自己満足な内容になってしまうからです。

こちらの記事でも紹介されていますが、見込客となるユーザー象を特定するためには「ペルソナ分析」という方法を用いるのが有効です。ここでは詳しく説明しませんが、簡単に言うと想定される見込客を具体的な人物像として設定することで、その人の趣味趣向や行動パターンを考えていくというものです。

コンテンツマーケティングでは、最終的にビジネスにつなげることが目的になるので、あなたの見込客に近い読者がターゲットになってくはずです。すでに取引のある顧客が居るのであれば、彼らが何を欲しているのかアンケート調査したり、直接会って聞いてみたりするのも良いです。

また、ブログを作ってみて想定とは違ったターゲットばかりが集まってしまった場合は、記事内容を変えることはもちろん、異なるテーマのブログを複数運営することも検討する必要があるとも説明しています。理想はこのような状態にならないことですから、あなたが狙っているブログ読者のニーズを具体的にしていくという準備を怠らないようにしましょう。

3.コンテンツマーケティングの計画を立てよう

コンテンツマーケティングは趣味でブログを書くのとは違って、ビジネスにつなげることが最終目的です。都度、思いつきで記事を書いたり、気分次第で更新タイミングを決めたりするのではなく、他の仕事と同じように計画を立てなければ成功しません。

こちらの記事では、コンテンツマーケティング計画を行うにあたって次の4つの要素が紹介されています。

  1. プロモーション用のカレンダーを作る
  2. コンテツのアウトラインを作成する
  3. 継続的なコラム掲載、関連する情報提供の計画
  4. Editorial Calendar(Word pressプラグイン)の導入

どれも大切な要素ですが、私は中でも”2.コンテツのアウトラインを作成する”が大切だと考えています。
なぜなら、ブログの読者を顧客に変えていくためには、コンテンツの一貫性やストーリーが必要だからです。つまり、戦略的なコンテンツ設計が必要ということです。

ブログを書く前にきっちりとした戦略を立てなくても、単発の面白い記事で瞬間的にアクセスを集めることは出来るでしょう。しかし、その先に自社の商品やサービスつながるストーリーがなければ顧客化することは難しいです。事前に見込客を顧客化していくためのストーリーを意識して、コンテンツの構成を計画してくことがコンテンツマーケティングで成功する重要な要素です。

その他では、”4.Editorial Calendar”で紹介されているWord Pressプラグインは機能として便利です。Word Pressの標準機能では、複数の投稿記事を一覧で見ることが出来なかったり、日付変更の際に曜日がわからなかったりなどの問題がありますが、こちらのプラグインを導入すれば「投稿内容をカレンダーで表示」してくれるので解消されます。ブログ運用を効率化する手段のひとつとして、覚えておいて損は無いでしょう。投稿のカレンダー表示に切り替えると、下図のようなイメージになります。

4.コンテンツを最適化する

コンテンツは内容が最も重要ですが、読者の印象に残るように最適化することも大切です。
こちらでは、コンテンツを最適化する方法として次の3つの内容が紹介されています。

  1. 各ブログの記事やコンテンツの一部にあなたの会社のブランドを統合する
  2. 検索にコンテンツを最適化する
  3. コンテンツのフォーマットを整える

”1)各ブログの記事やコンテンツの一部にあなたの会社のブランドを統合する”はこのブログ記事を作っているのが誰なのか、どんな企業なのかを刷り込むために有効な方法です。
ブログ記事の末尾やサイトの目立つ位置や署名欄にロゴやプロフィール写真を配置するというような方法はもちろん、サイト全体の色味や文章の表現方法など細部まで統一感を持たせることで、ブランドの認識・定着化を助けてくれるでしょう。

”2)検索にコンテンツを最適化する”については、意図したキーワードを盛り込んで、関連ページへのリンク設定を行うという内容です。SEO対策の基本的な内容になってくるので、言うまでも無いかもしれません。重要なのはキーワード選びですが、このあたりはキーワードアドバイスツールやアクセス解析の来訪キーワードなどをうまく使っていくと良いでしょう。

”3)コンテンツのフォーマットを整える”は、ブログ記事を読みやすくする工夫についてです。見出しのデザインや段落の付け方、写真の使い方など。あなたが他のブログを見ていて、「これは見やすいな」と思うものをスクラップしておいて参考にするのが手っ取り早いでしょう。

上記の要素がうまく盛り込まれているものとして、WEB戦略ラウンドナップさんのブログが分かりやすいのでご紹介です。

タイトルや見出しごとに親子関係が分かるデザインが施されていたり、記事のトップにバイラルを促すソーシャルボタンが配置されているのはもちろんですが、メルマガ登録を促す要素もあります。

サイト全体のデザインも赤を基調としており、見た目の印象でもブランドイメージをうまく訴求されています。
また、ブログ記事を読むごとに右上に常に表示されるのは、著者の写真とプロフィール、そして資格や執筆メディアの紹介です。著者の詳細情報を表示することで、読み手を安心・信頼・共感させることが期待出来ます。

5.コンテンツのプロモーションを計画する

実際に作ったコンテツを世間に広めていく、プロモーション方法についてです。
せっかく素晴らしいコンテンツを作っても、誰にも見てもらえないのでは意味がありません。
テキストコンテンツであれば検索エンジンからの流入も見込めますが、さらに集客効果を高める方法として次の3つが紹介されています。

  1. 自動ブログコンテンツ配信を組み込む
  2. ソーシャルメディアを活用する
  3. コンテンツの到達範囲を拡大する

まずは、”1)自動ブログコンテンツ配信を組み込む”ですが、こちらはブログに一回以上来てもらった人たちに対して更新内容を自動配信する機能を組み込むという方法です。
RSSリーダーボタンを付けて購読してもらえるようにしたり、メールマガジンフォームを用意して記事更新の際にはメールで知らせたりというような工夫になります。

次に、”2)ソーシャルメディアを活用する”については、ソーシャルメディアでブログ記事が更新されたことを知らせるという内容です。国内ではFacebookやTwitterあたりのソーシャルメディアを使うことが多いと思いますが、ターゲットに応じて使い分けていくことが大切です。

最近では複数のソーシャルメディアがありますので、一括投稿ツールを利用して効率化を図るのも良いでしょう。しかし、リテラシーが高いユーザーの中には、一括投稿ツールを使うことに嫌気を感じている場合があります。このあたりは反応を見ながら、手動で投稿していく運用方法も検討していく必要があるでしょう。
また、こちらもソーシャルメディア活用の一貫ですが、ブログ記事上にバイラルボタンを設置しておくことも忘れないようにしましょう。ブログ記事を見た人たちが「いいね!」や「つぶやき」をしやすいようにして、少しでも口コミ効果を高めるのです。

6.ブログにリソースを割り当てる

実際にコンテンツマーケティングを行うためには、思った以上にリソースが必要になります。
ここでは主にブログを作成する際に必要となる5つリソース要素が紹介されています。

  1. コンテンツ作成
  2. クリエイティブ作成(デザイン、写真、書式など)
  3. 編集(文法、内容正確性をチェック)編集リソース
  4. マーケティング
  5. テクノロジー

いわゆるブロガーと呼ばれる人たちは、上記の”1~5”の要素を一人で行なっている人が多いです。これからコンテンツマーケティングを始める人たちは、これらの要素を実現するためのリソースを何とかして集めなければなりません。社内ですべて準備することが出来れば良いですが、社外のリソースをうまく活用していくことも重要になってきます。

7.コンテンツマーケティングの結果を調べる

コンテンツマーケティングも他のビジネスと同じく、効果測定を行なっていく必要があります。
つまり、具体的な目標(KPI)を設定して、測定するツールを選択し、定期的に数値分析を行うということです。

ブログについてはPV・UU・来訪キーワードあたりを中心に、どのような内容がユーザーの反応が良いのかを見ていくことで、今後のコンテンツ内容の方向性を掴んでいくことが出来ます。また、ソーシャルでどのような記事がバイラルされやすかったのか、サイト上のコンバージョンに最も貢献した記事はどのような内容だったのかなどの情報も重要になります。

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は、コンテンツマーケティングを行うために必要となるプロセスをご紹介しましたが、基本となるのはやはりユーザー視点です。あなたのビジネスにとって誰が見込客となるのかを十分理解して、どのようなコンテンツを提供していけば更に興味を持ってくれるのかを考えていく必要があります。

このようなコンテンツが思いつかないという場合は、あなたの会社で売上トップのセールスマンに、顧客を口説き落とすプロセスを詳しく聞いて見ると良いでしょう。そこには見込客の興味・関心をかき立てることが出来るコンテンツのエッセンスが沢山あるはずです。

関連コンテンツ:コンテンツマーケティングとは?(基礎講座)


著者: 吉田敦彦

 

吉田 敦彦 の紹介

(株)オルカ代表。富士通、DIVAにてERPや会計システムのコンサルティングを経験。その後、戦略系マーケティング会社の役員、マーケティングツール「Ferret」の事業部長及びプロデューサーを経て、オルカを立ち上げる。中小企業を中心としたホームページ戦略や担当者育成・コンサルティング・ツール開発を手がける。

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