無料ではじめるランディングページのA/Bテスト

ランディングページをより成果を上げられるものにするためには、実際に運用しユーザーの行動を測定するのが有効です。

しかし、この測定テストを「どのように実施すれば良いのか」は意外と知られていません。

ランディングページを公開後、良くなさそうな場所を変えたり戻してみたりすることでなんとなくテストを実施しているけれど、果たして本当に効果的な測定、判断ができているのか……と不安に思われている方も多いのではないでしょうか。

ランディングページのテスト方法は複数ありますが、今日は最もメジャーな「A/Bテスト」についてご紹介したいと思います。

ランディングページのA/Bテストとは?

オリジナルと複数のパターンのランディングページを用意し、オリジナルページにアクセスしたユーザーをランダムに異なるパターンのページに振り分けるテスト方法のことです。

各パターンのランディングページにおけるユーザーの行動を比較することで、ページの効果を計測することができます。

Googleウェブサイトオプティマイザーとは?

Googleは、上記A/Bテストを行うための無料のテストツール「ウェブテストオプティマイザー」を提供してきました。2012年8月1日以降、ウェブサイトオプティマイザーは同じくGoogleのアクセス解析サービスGoogle Analyticsの機能の一部として統合されているので、すでにGoogle Analyticsを活用しているホームページならすぐにテストを開始することができます。

ランディングページの改善だけでなく、ユーザーの直帰率を下げたり滞在時間を伸ばすことを最終目的に、ホームページそのものの改善にも役立てることのできるGoogle Analyticsのウェブテスト機能をぜひ試してみてください。

Goolge Analyticsを使ったウェブテストの実施方法

(1)テストページの選択

Google Analyticsのウェブテストを使用するには、Analyticsにログインし「標準レポート」メニュー内の「コンテンツ」 セクションに含まれる「ウェブテスト」 をクリックします。

テストを実施するページのURLを入力し「テスト開始」をクリックすると、比較するページのURL記入画面に移動します。Google Analyticsのヘルプには5パターンまでの入力可能と記載されていますが、現状9パターンの登録ができるようです。

(2)テストオプションの設定

「目標」「対象ユーザーの割合」「詳細オプション」等を設定します。

「目標」は購入数(トランザクション)、ページビュー、直帰数などリストの中から選択できる他、「新しい目標を作成」リンクからその他の選択肢を作ることもできます。SNSでの拡散、広告のクリックなどを目標にしたい場合は設定が必要です。

「対象ユーザーの割合」では、オリジナルのページを訪問したユーザーのうち何割をパターンページに割り振るかを設定します。この割合が低ければ、多くのユーザーはオリジナルページをそのまま見ることになります。

「詳細オプション」ではテスト実施の最短期間や信頼度のしきい値を設定します。

(3)テスト コードの追加と確認

テストを開始するには、オリジナルページとすべてのパターンページにテストコードを追加する必要があります。

「テストコードを自分で追加する」を選べば追加コードが、「ウェブマスターにテストコードと作業手順を送る」を選べば追加コードと手順が記載されたメール送信画面が表示されます。便利ですね!

追加コードを記載し、オリジナルページとパターンページを公開したら次のステップに進みます。

(4)テストの確認

テストの概要(オリジナルページとパターンページ、テストオプション)の確認画面が表示されます。
問題がなければ「テストを実行」ボタンをクリックして、テストを開始しましょう。

(5)テスト状況の確認

テストの進捗状況はGoogle Analyticsの「標準レポート」メニュー内、「コンテンツ」 セクションに含まれる「ウェブテスト」から確認できます。
テスト結果から成果の高いページが見つかれば、テストオプションでの設定に従ってテストは終了しますが、何らかの問題によってテストを停止したい場合はここから行なってください。停止した場合はテストコードも削除しておきましょう。

(6)結果の活かし方

テストが終了したら、結果を参照し成果の高かったページを採用しましょう。そのようなページが特定できなかった場合は、パターンページを見なおしたりテストオプションを変更して再度、別のテストを実行してみましょう。

まとめ

今回はA/Bテストツールの利用方法についてご紹介しましたが、実際に行うためには仮説に基づいたランディングページ設計が必要になります。ここでも重要なのがサイトのターゲットなるユーザーを具体的にイメージすることです。ランディングページに訪れたユーザーに行動を起こしてもらうためには、どのようなキャッチコピー、レイアウト、デザイン、ボタン配置や商品画像にしたら良いのかを徹底的にイメージするのです。

それらの仮説を元に、複数のランディングページを用意して、A/Bテストを行なってみてください。必ず何かしらの結果が出ますので、そこから次につながるアイディアを得ることが出来るはずです。


著者: マケスタ運営スタッフ

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